DA PUMP「桜」のコード進行解析


本記事では、DA PUMPの楽曲「桜」のコード譜と、簡単な解説を書いていきます。コード譜は管理人の耳コピによって行っております。

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「桜」の概要

本曲は、DA PUMPの通算30枚目となるシングル「桜」(2019/3/6発売)の表題曲で、CDTVの2,3月度のOP。作詞は「U.S.A.」に続きshungo氏、作曲はMUSOH氏。

「桜」のコード進行

●イントロ
|A♭|B♭E♭|A♭E♭|F/A G|
|Cm|B♭|A♭|G|

●Aメロ(♪嗚呼凍てつくほど)
|Cm|B♭E♭|A♭E♭|F/A G|
|Cm|B♭E♭|A♭E♭|F/A G|
|Cm|B♭|A♭|F/A G|
|Cm|B♭|A♭|F/A G|

●Bメロ(♪フジヤマの)
|A♭|Gm|Bdim or G/B|Cm B♭|
|F/A|A♭|G|G|(N.C.)|

●1コーラスサビ(♪繚乱桜 咲き誇って)
|Cm|E♭|A♭|F G|
|Cm|E♭|A♭|F G|
|A♭|E♭|B♭|Cm|
|A♭|E♭|A♭|F G|
|A♭|B♭E♭|A♭E♭|F/A G|
|Cm|B♭|A♭|F/A G|

●間奏1
|??(動画でパートが飛ばされているため不明)|

Aメロ、Bメロ繰り返し

●2コーラスサビ(♪繚乱桜 一瞬一瞬が)
|Cm|E♭|A♭|F G|
|Cm|E♭|A♭|F G|
|A♭|E♭|B♭|Cm|
|A♭|E♭|A♭|F G|

●間奏2
|Cm|×8

●Cメロ(♪焔のよう夜桜)
|A♭|B♭E♭|A♭E♭|F/A G|
|Cm|B♭|A♭|F/A G|
|A♭/B♭|〃|〃|〃|
|G|G|G|G|(N.C.)|

※1コーラスサビ繰り返し

| ←この記号は小節の区切りを表します。
・ ←この記号は一拍分だけ直前と同じコードを鳴らすことを意味します。A・・BならAを3拍、Bを1拍です。
/ ←この記号で区切ったものは分数コードです。分母にある音を最低音にして演奏してください。多くの場合、分子のコードよりも最低音が分母の音であることの方が重要です。

※文中のローマ数字は、マイナー調楽曲の場合でも平行調のメジャー調における記載としています(例:マイナートニック=Ⅵm)。

「和」のテイストを盛り込んだダンスチューン。コードの切り替わりが細かく、和音が聞こえにくいので、コード耳コピの難敵です(笑)。ベース音および、かすかに聞こえるパッド音のような部分から、なんとか記譜してみました。

楽曲のキーはCマイナー(調号は♭3つ)で、転調はありません。ほぼすべてのパートにおいて、4小節の区切りごとに、F(Ⅱ)→G(Ⅲ)という進行で締めくくっているのが一つの特徴です。ⅡもⅢもノンダイアトニックコードであるため、平凡にⅣ→Ⅴとするよりも切なげな印象があります。マイナー調におけるⅡ→Ⅲという進行はⅥmやⅣを誘導するコードとして使い勝手がいいので覚えておいて損はないでしょう(ⅡやⅢは、ノンダイアトニックコードと書きましたが、「メロディックマイナースケール」を主体に見れば、ダイアトニックと見なすこともできます。詳細は割愛します)。

サビのコード進行はC(Ⅵ)m→E♭(Ⅰ)という進行。マイナートニックから始まるコード進行としては決して多い方ではなく、DA PUMPのシングル曲のサビでは、他に「New Position」が唯一の例かと思われます。最初の8小節と後半の8小節で、異なるコード進行に同じようなメロディーを乗せるテクニックが使われていますね。

ヴォーカルのキーは最高音がHi-B♭、最低音がMid2-F、音域は1オクターブ+5音で、今作も女性曲並のキーの高さを推移しています。

今回の記事は以上となります。今後もたくさんの楽曲のコードを掲載していきたいと思いますので、当ページをよろしくお願いいたします。

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