MAN WITH A MISSION 「Dead End in Tokyo 」のコード進行解析


本記事では、MAN WITH A MISSIONの楽曲「Dead End in Tokyo」のコード譜と、簡単な解説を書いていきます。コード譜は耳コピで行っておりますので、必ずしも正確である保証はありませんがご理解いただければ幸いです。

「Dead End in Tokyo」の概要

本曲は2017/1/25発売のマンウィズの7作目のシングルで、映画「新宿スワン2」の主題歌となっております。

「Dead End in Tokyo」のコード進行

●イントロ
|Am|×14

●Aメロ
|Am Am7|Am6 F/A|×4

●Bメロ
|Dm7|FM7|Am7|G|
|Dm7|FM7|Am7|Am7(2コーラスはAm7/G)|

●サビ(1コーラス)
|Am|G|F|G Dm|
|Am|G|F|G (N.C.)|

※Aメロ~Bメロ繰り返し

●サビ(2コーラス)
|Am|G|F|G Dm|×3

●間奏
|Am|×10

※Bメロ繰り返し

●ラスサビ
|Am|G|F|G Dm|
|Am|G|F|G Dm|
|Am|G|F|G (N.C.)|

キーはAマイナー(楽譜では#も♭もない調)で、力強いロックサウンドの楽曲ですが、どことなく和風のテイストを感じる楽曲です(歌詞にTokyoが含まれているからそう聞こえるだけかもしれませんが^^;)。

コード進行の観点では、一番特調的なのがAメロのコード進行(Am→Am7→Am6→F/A)で、この部分はコードの下2音が「ラド」で固定しており、上1音だけがラ→ソ→ファ#→ファと少しずつ下降するパターンで、いわゆる「クリシェ」と言われる技法です。似たような下降型のクリシェとしてはAm→AM7→Am7→Am6といったものもあります。多くの場合、和音の印象を決めるにあたって最も重要になるのは、最低音(ルート音)ですが、このように最高音の微妙な変化が楽曲に表情をつける例も多く存在します。

ゆったりとしたBメロを挟んで、力強いアレンジのサビは、A(Ⅵ)m→G(Ⅴ)→F(Ⅳ)→G(Ⅴ)という、典型的なマイナー調のコード進行。本曲の場合、4小節目の後半でG(Ⅴ)の次にD(Ⅱ)mを演奏しており、これはノンダイアトニックコードではありませんが、ちょっとしたスパイスになっています(スパイスと表現したのは、このコードが存在しなくても違和感はないけど、存在することによって表情が豊かになっているという意味です)。

ヴォーカルのキー(ハモリパート除く)は、最高音が「ラ」(イントロ部分)、最低音がそのオク下の「ラ」、音域はちょうど1オクターブとなっています。

今後もたくさんの楽曲のコードを掲載していきたいと思いますので、当ページをよろしくお願いいたします。

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