スフィア「Future Stream」のコード進行解析


本記事では、スフィアの楽曲「Future Stream」のコード譜と、簡単な解説を書いていきます。コード譜は管理人の耳コピによって行っております。

本曲は、2009年に発売された楽曲ですが、本ブログの読者の方からリクエストをいただきましたので、書かせていただきます。リクエストありがとうございました^^

なお、PV動画については、著作権的に問題のない公式動画が見つからなかったので、割愛させていただきます。ご了承ください。

「Future Stream」のコード進行

●イントロ
|E|E|C#m|C#m Caug B|
|A|E/G#|F#m G#m7|A B|

●Aメロ
|E|B/D#|C#m|B|
|A|E/G#|F#m F#/A#|Bsus4 B|
|E|B/D# G#/C|C#m|Bm E|
|A|E B/D# C#m・|F#m B|E・・D|

●Bメロ
|C|D|Bm7|Em|
|F#m|A#m7-5|Bsus4|B|

●サビ
|E|B/D#|C#m|A#m7-5|
|A|E/G# C#m|F# F#/A#|B・A/C# B/D#|
|E|B/D#|G#sus4 G#/C|C#m E/B|
|A|G#sus4 C#|F#m7|B|D(9)※1コーラス、ラスサビのみ|

●間奏1
|E|E|C#m|C#m Caug B|
|A|E/G#|F#m G#m7|A B|

※Aメロ、Bメロ、サビ繰り返し

●間奏2
|C#m|B|A|A・・B|
|C#m|B|A|A B|
|A|B/A|G#m|C#m|
|F#m|E|D|D|B|B|

※サビ繰り返し

●後奏
|E|E|C#m|C#m Caug B|
|A|E/G#|F#m|B・A B D(9)|D(9)|Esus4 E|

シンセ系の楽器をふんだんに使った16ビートの明るい楽曲です。キーはEメジャー。途中、転調しているところがありますが、それについては後述します。

まず、イントロはE(Ⅰ)→C#(Ⅵ)mの進行。昔の洋楽やフォークソング等で多い進行です。続いて、AメロはE(Ⅰ)→B(Ⅴ)の「カノン進行」。ルート音だけ見てみると、E→D#→C#…といった具合にスムーズに進行してるのも注目です。

そして、Bメロですが、ここではEメジャースケール上には存在しないコードで、C→D→Bm→Emと進行しています。この部分は、ノンダイアトニックコードと見なすよりは、転調しているとみなす方が自然でしょう。この4小節のキーは、Gメジャー(またはEマイナー)で、もとのEメジャーから見ると、キーが3つ上がっているため、「同主調」への転調ということになります。また、この部分のコード進行は、Ⅳ→Ⅴ→Ⅲm→Ⅵmの「王道進行」。Aメロ最後のDというコードが、転調をスムーズにさせる役割があります。この4小節が終わった後は、F#m→F#という具合に、Eメジャー調のキーに戻ります。

サビは、E(Ⅰ)→B(Ⅴ)→C#(Ⅵ)m→A#(Ⅳ#)m7-5という進行。Aメロと同じカノン進行の仲間ですが、4つ目のコードがⅣ#m7-5という部分が少し違います。Ⅳ#をルート音とするノンダイアトニックコードで、この曲を通じてⅣ#をルート音とするコードは多数登場して、いい感じに変化を与えていますね。それから、1コーラスのみですが、サビのラストでD(Ⅶ♭)というコードが登場する部分も、聞き手に「おっ」という感じを与えることができます。

今後もたくさんの楽曲のコードを掲載していきたいと思いますので、当ページをよろしくお願いいたします。

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