シェネル「Destiny」のコード進行解析


本記事では、シェネルの楽曲「Destiny」のコード譜と、簡単な解説を書いていきます。コード譜は管理人の耳コピによって行っております。

「Destiny」の概要

本作は、シェネルの久々のニューシングル(2017/5/10発売)で、TBS系ドラマ「リバース」の主題歌です。

「Destiny」のコード進行

●イントロ
|Am7|Am7|Em9|Em9|
|Am7|Am7|Em9|Em9|

●Aメロ
|Am7|Am7|Em9|Em9|
|C|C|Em9|Em9|
|Am7|Am7|Em9|Em9|
|C|C|Em9|Em9|

●Bメロ
|Am7|Am7|GM7/F#|GM7/F#|
|F|F|F#m7-5|B|

●サビ
|Em|B/D#|Dm6|E|
|Am|A#dim|B|B|
|Em|B/D#|Dm6|E|
|C|D/C|G|C|
|F/A|B|Em B/D#|Dm6 E|
|F/A|B|

●間奏
|Am7|Am7|Em9|Em9|
|Am7|Am7|Em9|Em9|

どことなく奇妙な感じの漂う8ビートポップス。Bメロまでは、4分音符ごとに鳴る低音の楽器と、8分音符の弦楽器の音色が特徴的です。

楽曲のキーは、イントロでAm→Emという進行になっているため、Aマイナー調にも聞こえますが、Aメロのコード進行から、Eマイナー(Gメジャー)調であることがわかります。

Bメロ後半のF(Ⅶ♭)→F#(Ⅶ)m7-5→B(Ⅲ)という進行からのサビへの入りは、グッとくる感じがしますね。Ⅶm7-5→Ⅲは、2つで1セットの、お馴染みのコード進行です。

サビは、ルート音を半音ずつ下げる(または上げる)テクニックを多用しつつ、ノンダイアトニックコードを多数混ぜていて、切なさを感じる部分が多くなっています。特に、6小節目のA#dim(ここはF#7/A#としても同じです)の部分は、次のB(Ⅲ)を誘導するコードで、強烈なインパクトを聴き手に与えることができます。

その後、「さだめを信じてる」「今でも信じてる」と、4ビートを強調したリズムになっている部分は、曲の流れがガラッと変わる感じがして新鮮です。

ヴォーカルのキーは、最高音がhi-D、最低音がmid1-G、音域は1オクターブ+7音とやや広音域の楽曲となっています。

今後もたくさんの楽曲のコードを掲載していきたいと思いますので、当ページをよろしくお願いいたします。

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