西野カナ「パッ」のコード進行解析


本記事では、西野カナの楽曲「パッ」のコード譜と、簡単な解説を書いていきます。コード譜は管理人の耳コピによって行っております。

「パッ」の概要

本曲は、西野カナの30作目のシングル「パッ」(2017年5月3日発売)の表題曲で、 大塚食品「ビタミン炭酸MATCH」のCMに使用されています。作曲は、JYの「好きな人がいること」を提供した山本加津彦氏。

「パッ」のコード進行

●イントロ
|B D♭|G♭|
|B|D♭|E♭m|G♭|
|B|D♭|G♭|G♭|

●Aメロ
|B|B♭m|A♭m|G♭|
|B|B♭m|A♭m D♭|G♭|
|B|B♭m|A♭m|G♭|
|B|B♭m|A♭m D♭|G♭|

●Bメロ
|BM7|BM7|E♭m|E♭m|
|BM7|BM7|D♭|D♭|

●サビ
|G♭|G♭|D♭|D♭|
|A♭m|A♭m|E♭m|D♭|
|G♭|G♭|D♭|D♭|
|A♭m|A♭m|E♭m|D♭|
|B|A♭m|G♭|G♭|

●間奏
|B|D♭|E♭m|G♭|
|B|D♭|E♭m|G♭|
|B|D♭|E♭m|G♭|
|B|D♭|G♭|G♭|

シンプルなアレンジに乗せたクールな感じのポップスナンバー。楽曲のキーは、G♭メジャー(=F#メジャー)。#でも♭でも6つのキーです。

AメロではサブドミナントB(Ⅳ)から、B♭m→A♭m→G♭とルート音を下げて4小節目に完結する進行を繰り返しています。

サビは、G♭(Ⅰ)→D♭(Ⅴ)と進むため、「カノン進行」の一種ですが、次の進行がA♭(Ⅱ)m→E♭(Ⅵ)mとなっており、こちらはやや珍しいと言えるかもしれません。

1コーラス後の間奏までは、ノンダイアトニックコード(臨時調号を使わないと表せないコード)は1つもなく、使用されているコードの組み合わせは極めてオーソドックスなものばかりですが、その順番は、どちらかといえばあまり見かけないパターンが多いなあといった印象でした)。

ヴォーカルのキーは、最高音がHi-E♭、最低音がMid1-G♭、音域が1オクターブ+9音となかなか広音域です。サビの最初の小節の「い」が最低音で、その次の音「の」までが1オクターブ+5音と、連続する2音が非常に離れているため、この部分は特に音程に注意が必要です。

今後もたくさんの楽曲のコードを掲載していきたいと思いますので、当ページをよろしくお願いいたします。

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