Hi-Standard「You Can’t Hurry Love」のコード進行解析と楽曲の感想


本記事では、2016/12/7発売のHi-Standardの楽曲「You Can’t Hurry Love」のコード譜と、ちょっとした解説を記していきます。コード譜は耳コピで行っておりますので、必ずしも正確である保証はありませんがご理解いただければ幸いです。

「You Can’t Hurry Love」の概要

本曲は、今年になって活動を再開したHi-Standardのカヴァーシングル「Vintage & New, Gift Shits」に含まれる楽曲で、元は1966年にSupremesが発表した楽曲ですが、その後和洋問わず多数のアーティストがカヴァーしてきた名曲です。日本では「恋はあせらず」という題名でもおなじみの楽曲です。

「You Can’t Hurry Love」のコード進行

●イントロ
|A|A|A|A|A|A|A|A|

●Aメロ
|A|A|D|A|
|C#m|F#m|Bm|E|
|A|A|D|A|
|C#m|F#m|Bm|E|

●サビ
|A|A|D|A|
|C#m|F#m|Bm|E|
|A|A|D|A|
|C#m|F#m|Bm|E|

●間奏
|A|A|A|A|A|A|A|A|

※Aメロ繰り返し

|E|(N.C.)|

※サビ繰り返し

●Bメロ
|C#m|C#m|C#m|C#m|
|F#m|F#m|F#m|F#m|
|B7|B7|B7|B7|
|E|E|E|E|

※サビ繰り返し

●後奏
|A|A|A|A|A|A|A|A|

本曲ではどちらかといえば女性イメージの可愛らしいポップな楽曲で、カヴァーされた楽曲も(男性カヴァーであっても)ポップなアレンジが多いのですが、ハイスタのパンクなアレンジで演奏されるのは斬新な感じがしますね。

どのアーティストによるカヴァーにおいても、サビの「♪You can’t Hurry love」の部分のハモリが素晴らしいのですが、ハイスタの今作も、そのフレーズには綺麗な上ハモが効いてキャッチーな響きになっています。

本曲における原曲との違いをあえて挙げるとすれば、Aメロのフレーズが2回繰り返されたり、サビの後のメロディーにすぐに入らない等の、曲の構成が変わっている点も挙げられますが、コード進行に注目するのであれば、Bメロと表記した部分のコードで、特徴的な部分があります。3つ目のコードであるB(Ⅱ)7の部分は、原曲や多くのカヴァー曲ではダイアトニックコードであるB(Ⅱ)m7が使われているのですが、ハイスタのバージョンでは、オシャレな響きのあるⅡ7が使われ、その部分で流れるコーラスも印象的です。コードが1つ変わるだけでも曲の印象がだいぶ変わりますね。

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