神様、僕は気づいてしまった「CQCQ」のコード進行解析

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本記事では、神様、僕は気づいてしまったの楽曲「CQCQ」のコード譜と、簡単な解説を書いていきます。コード譜は管理人の耳コピによって行っております。

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「CQCQ」の概要

本曲は、謎の4人組覆面バンド「神様、僕は気づいてしまった」のデビューシングル(17/5/31発売)で、ドラマ「あなたのことはそれほど」の主題歌となっています。作詞作曲は、メンバーの東野へいと氏。

僕も最初勘違いしてましたが、曲名が「CQCQ」で、アーティスト名が「神様、僕は気づいてしまった」です。逆だと思っていた方、結構いらっしゃるのではないでしょうかｗ

「CQCQ」のコード進行

エレキギターのサウンドを中心とした、ノリの良いロックサウンドの楽曲。楽曲の調はDメジャー(Bマイナー)で、転調はありません。

サビのコード進行は、G(Ⅳ)→A(Ⅴ)→F#(Ⅲ)m→B(Ⅵ)mという、典型的な「王道進行」。近年のJ-POPで最もポピュラーなコード進行の1つです。

この楽曲では、ルート音を使ったテクニックがいくつか使われており、たとえばAメロの6小節目では、Bm→A→G#m7-5といった具合に、ルート音が滑らかに下降することによって、細かいコードの変更がスムーズな感じで行われています。

更に、サビの9小節目からの進行では、ルート音だけ見るとG→A→A#→B→C#→D→D#→E→F#→Gと、半音ないしは全音ずつ上げていく進行が数小節にわたって使われています。こちらも、ルート音を滑らかに移動させることによって違和感の少ない印象を与えることができます（分数コードを使わない場合、コードの変遷がカクカクするような感じを持つと思います）。もちろん、演奏がしやすいというのもあるとは思いますが。

あと、特筆すべき点としては、「間奏2」のF(Ⅲ♭)M7→E(Ⅱ)→F#(Ⅲ）というパターン。このパターンは比較的珍しく、ノンダイアトニックコードが連続するので、一瞬転調したように聴こえて、間奏ながらインパクトの大きい部分です（特に、Ⅲ♭というコードが使われるのが珍しいです）。

ヴォーカルのキーは、最高音がhi-D、最低音がmid1-F#、音域は1オクターブ+8音となります。Bメロまではそれほど高いキーではないのですが、サビで一気にHi-A以上の高音に切り替わり、サビはほとんど女性曲のようなキーになっています。ほとんどの方は、ファルセットを使っても歌うことはできないかと思います…。こんな高くて難しい楽曲を歌いこなしてみたいものですね。

正体不明のバンドとのことですが、デビュー曲から楽曲やヴォーカルのレベルが高いです。Youtubeの再生数もかなりのものですし、発売前からヒットの期待が高まりますね。

今後もたくさんの楽曲のコードを掲載していきたいと思いますので、当ページをよろしくお願いいたします。