lol「bye bye」のコード進行解析と解説

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本記事では、2016/12/14発売のlolの楽曲「bye bye」のコード譜と、簡単な解説を書いていきます。コード譜は耳コピで行っておりますので、必ずしも正確である保証はありませんがご理解いただければ幸いです。

bye bye [ lol-エルオーエルー ]

「bye bye」の概要

本曲は、2015年デビューの男女5人組ダンスヴォーカルユニットであるlolの4作目のシングルです。

「bye bye」のコード進行

ポップでキャッチーなメロディーに乗せ、ピアノやシンセの音がよく効いたダンスチューン。メロディーのいたるところで、男女ヴォーカルのユニゾンが効果的に使われており、軽快な感じで聴くことができます。

コード進行は、サビを初めとしてほとんどの箇所でF(Ⅰ)→A(Ⅲ)→D(Ⅵ)m→B♭(Ⅳ)mというパターンが繰り返されています。この進行では、2つ目のⅢと4つ目のⅣmがいずれもノンダイアトニックコードで、切ない響きを与える働きを持っています。いずれも、ド#（Ⅴ#）にあたる音が含まれているのが特徴で、メジャースケールにおいては仲間外れともいうべきこの音が存在することによって、楽曲が非常に味わい深いものになっています。

「Cメロ」と記載した部分は、メロディーはサビとほぼ同じですが、使っているコード進行が「王道進行」で、上で述べたパターンとは理論的にも大きく異なるコード進行です。同じメロディーでも別のコード進行を付けることで、全く違うメロディーに聞こえるのがわかるかと思います。

楽曲のキーはFメジャーで、♭が1つの調です。間奏部分で、一時的にFマイナーに転調している、と言えるかもしれません。

ヴォーカルのキーは、ラップやコーラスを除く主旋律だけに着目すると、最高音が「ド」、最低音が1オクターブ下の「ファ」ですが、女性のハモリ音や男性のラップの部分ではこの音域よりも相当に高い音や低い音も含まれているように聴こえました。。

今後もたくさんの楽曲のコードを掲載していきたいと思いますので、当ページをよろしくお願いいたします。