乃木坂46「インフルエンサー」のコード進行解析

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本記事では、乃木坂46の楽曲「インフルエンサー」のコード譜と、簡単な解説を書いていきます。コード譜は管理人の耳コピによって行っております。

インフルエンサー (Type-D CD＋DVD) [ 乃木坂46 ]

「インフルエンサー」の概要

本作は、17/3/22発売の、乃木坂46の17作目のシングル表題曲。作曲担当は、AKB48の「フライングゲット」、NMB48「ナギイチ」等のヒット曲があるすみだしんや氏。

「インフルエンサー」のコード進行

ラテン系のアレンジに乗せたアップテンポで哀愁漂うナンバーです。キーはE♭マイナーで、メインとなるコード進行はE♭(Ⅵ)m→A♭(Ⅱ)m→D♭(Ⅴ)→G♭(Ⅰ)という、歌謡曲等で多く使われている、懐かしい感じのパターンです。ちなみに、Bメロは「王道進行」。

何度か使われているF(Ⅶ)m→B♭(Ⅲ)というコード進行が、ちょっぴりオシャレなところで、Ⅶm7-5→Ⅲや、Ⅶ→Ⅲといったパターンも代わりによく使われるところ。いずれのパターンにおいても、Ⅶをルート音とするコードがⅢを誘導し、そのⅢが更にⅥmを誘導するという意味では同じなのですが、耳に感じる感覚は少しずつ異なり、どれを使うかは作曲者の好みによるところが大きいと思います（本曲の場合、メロディーとの兼ね合いからⅦm7-5はやや不自然ですが、ⅦmとⅦなら、どちらでもいい感じに聴こえるかと思います。

あとは、BメロのA♭(Ⅱ)m→D(Ⅵ♭)というところもなかなかいい感じのインパクトを出したコード進行です（Ⅵ♭がノンダイアトニックコードで、更にⅥ♭7のようにも聞こえるため、余計に深みを増したハーモニーに感じます）。

本曲のヴォーカルのキーは、最高音がレ♭、最低音はその2オクターブ下のミ♭で、音域は1オクターブ+10音。高音部というよりは、低音部が女性キーの楽曲としてはかなり低い音が使われているのが特徴的です。

今後もたくさんの楽曲のコードを掲載していきたいと思いますので、当ページをよろしくお願いいたします。

表題曲以外の収録曲についてはこちらで紹介しています。

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