fhana「ムーンリバー」のコード進行解析


本記事では、fhanaの楽曲「ムーンリバー」のコード譜と、簡単な解説を書いていきます。コード譜は管理人の耳コピによって行っております。

「ムーンリバー」の概要

本曲は、fhanaの11作目のシングル(2017/4/26発売)で、アニメ「有頂天家族2」のエンディングテーマです。作曲はギターのyuxuki wagaが担当。

「ムーンリバー」のコード進行

●イントロ
|C|D|

●Aメロ
|Em D|C D|
|Em D|※ C Am|(2コーラスでは|C D|)
|Em D|C D|
|Em D|Gsus4 G|

●Bメロ
|Am7|Em|C#m7-5|
|D|※ B7 D|(2コーラスでは|B7|D|)

●サビ(1コーラス)
|Em C|G D|Em C|G D|
|C|Cm|Am|D|
|Em|D/F#|G|B|
|C|Cm|Am|B|
|C|D|G D/F#|Em|
|Am|D|G|(N.C.)|

※Aメロ、Bメロ繰り返し

●サビ(2コーラス)
|Em C|G D|Em C|G D|
|C|Cm|Am|D|

●Cメロ
|G|Bm|C|D|
|Em|D/F#|C|Dsus D|

●間奏
|CM7|CM7|G|G|×7
|CM7|CM7|D|D|

●ラスサビ
|Em G|G D|Em G|G D|
|C|Cm|Am|D|
|Em|D/F#|G|B|
|C|Cm|Am|B|
|C|D|G D/F#|Em|
|Am|D|G|B|
|C|D|G|G|

電子的な打楽器の音が旨に響く、ゆったりとした感じの楽曲。キーはGメジャー(Eマイナー)で、前作「青空のラプソディ」が何度も転調が行われていたのとは対照的に、今作は転調はなく、比較的オーソドックスなコード進行が使われています。

サビのコード進行はE(Ⅵ)m→C(Ⅳ)の「小室進行」です。5小節目以降のC(Ⅳ)→Cmという進行は、同じルート音のメジャーコードとマイナーコードを続けて演奏するもので、比較的よく使われるテクニックです。この場合はCm(サブドミナントマイナー)がノンダイアトニックコードに当たります。

サビ後半はE(Ⅵ)m→D(Ⅴ)/F#(Ⅶ)→G(Ⅰ)というコード進行ですが、ここでは2つ目のコードが分数コードになっていることで、ルート音が徐々に上昇するため、楽曲を聴いた時も徐々に盛り上がっていくような感じがします。

ヴォーカルのキーは、最高音がサビ・CメロのHi-G、最低音がAメロ・サビのMid2-D、音域は1オクターブ+5音。特にサビやCメロでは超高音の領域が長く続き、高低差も激しいので、今作も歌うのには大変難しい楽曲だと思います。

前作「青空のラプソディ」に関する記事も書いておりますので、よろしくお願いいたします。

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今後もたくさんの楽曲のコードを掲載していきたいと思いますので、当ページをよろしくお願いいたします。

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