[Alexandros]「SNOW SOUND」のコード進行解析


本記事では、[Alexandros]の楽曲「SNOW SOUND」のコード譜と、簡単な解説を書いていきます。コード譜は耳コピで行っておりますので、必ずしも正確である保証はありませんがご理解いただければ幸いです。

「SNOW SOUND」の概要

本曲は[Alexandros]の半年ぶり・14作目のシングルで、JR SKI SKIのCMソングとなっております。

「SNOW SOUND」のコード進行

●イントロ
|D|D|D|D|
|GM7|GM7|D|D|
|GM7|GM7|D|D|
|GM7|GM7|D|D|

●Aメロ
|GM7|GM7|D|D|×4 (2コーラスは×2)

●Bメロ
|Em7|Em7|D/F#|D/F#|
|G|G|A|F#7|

●サビ
|GM7|GM7|D|D|
|C#m7-5|F#7|Bm7|D|
|GM7|GM7|D|D|
|C#m7-5|F#7|Bm7|D|

●間奏
|GM7|GM7|D|D|×2

※Aメロ、Bメロ、サビ繰り返し

●間奏2
|GM7|GM7|D|D|×4

※Bメロ、サビ繰り返し

●後奏
|GM7|GM7|D|D|×3

常に鳴り響いている細やかなシンセ音や、鍵盤系の楽器の音色が心地よいリズムを作っている、16ビートのナンバーです。楽曲のキーはDメジャー(#が2つの調)で、多くの箇所で使用されているコードはG(Ⅳ)M7→D(Ⅰ)というパターンです。このパターンは、やや不安定なサブドミナント(Ⅳ)が最初に登場し、十分に聴き手を惹きつけた後、トニックであるⅠによって完結するような感覚があるタイプです。終止形で用いられることが多いのですが、本曲のようにサビの先頭で用いられる楽曲も多数あります。本曲で登場するスリーコードはほとんどがこのサブドミナントとトニックであり、ドミナントコード(A=Ⅴ)は、Bメロでわずかに1回登場するだけとなっています。

サビでは、上記のⅣ→Ⅰの後に、C#(Ⅶ)m7-5→F#(Ⅲ)7という、マイナー♭5を使ったコードが登場しますが、Ⅶm7-5→Ⅲ7は、Ⅲ7の代理としてほとんどのケースで用いることができて、なおかつ2つ1セットで、それだけでかなり強い表情を持つことができるパターンですので、作曲を目指している方は、ぜひこのセットは覚えておいてください。このセットの直後には、ⅥmまたはⅣが来ることが圧倒的に多いです。

ヴォーカルのキーは、最高音が「レ」、最低音はその2オク下の「レ」なので、音域は2オクターブ。彼らの楽曲は毎回そうなのですが、キーがとてつもなく高いです。Bメロまでだけでも最高音が「ソ」で、これでも十分高いですが、サビの高さを聴いてしまうと、Bメロが普通に聴こえてしまうのが怖いです。音域の低い僕にとっては、実際歌ってみると、Bメロでもかなりきついですねw

今後もたくさんの楽曲のコードを掲載していきたいと思いますので、当ページをよろしくお願いいたします。

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