BUMP OF CHICKEN「GO」のコード進行解析


本記事では、BUMP OF CHICKENの楽曲「GO」のコード譜と、簡単な解説を書いていきます。コード譜は耳コピで行っておりますので、必ずしも正確である保証はありませんがご理解いただければ幸いです。

「GO」の概要

本曲は、2017/2/10発売のBUMP OF CHICKENのアルバム「Butterflies」に収録される楽曲です。アニメ「GRANBLUE FANTASY The Animation」の主題歌に使用されました。

「GO」のコード進行

●イントロ
|B|B|Bsus4|Bsus4|
|G#m7|G#m7 F#|E|E F#7|
|B|B|Bsus4|Bsus4|
|G#m7|G#m7 F#|E|E F#7|
|B|B|Bsus4|Bsus4|

●Aメロ
|B/D#|E|F#|G#m7|
|B/D#|E|F#|G#m7|

●間奏1
|B/D#|E|F#|G#m7|
|B/D#|E|F#|G#m7|

※Aメロ繰り返し

●Bメロ
|C#m7|C#m7|B/D#|B/D#|
|E|E|F#|F#|

●サビ
|B|B|E|E|
|G#m7|F#|E|E|
|B/D#|B/D#|E|E|
|G#m7|F#|E|F#|

※Aメロ2回繰り返し

※Bメロ繰り返し

|D A/C#|

※サビ繰り返し

●Cメロ
|A|A|E/G#|E/G#|
|Em/G|Em/G|B/F#|B/F#|
|C#/F|C#/F|E|E|
|G#m7|F#|E|E|E|F#|

●間奏2
|B/D#|E|F#|G#m7|
|B/D#|E|F#|G#m7|
|B/D#|E|F#|G#m7|
|B/D#|E|F#|F#|
|(N.C.)|(N.C.)(2拍)|

※サビ2回繰り返し

●後奏
|B|B|Bsus4|Bsus4|
|B|B|Bsus4|Bsus4|

音作りが綺麗で、幻想的でありながら疾走感がある名曲だと思います。

サビのコード進行はB(Ⅰ)→E(Ⅳ)という、明るい楽曲に多いパターン。単にⅠ→Ⅳとするパターンと、分数コードを使ってB(Ⅰ)/D#(Ⅲ)→E(Ⅳ)とするパターンを使い分けており、これらは構成音は全く同じにもかかわらず、感じる印象はかなり異なるのではないかと思います。他のアーティストの楽曲でも多く使われている手法です。

コード進行に着目すれば、本曲においてもっとも特徴的なのはCメロ(♪「誰かが誰かを~」のところ)のコード進行でしょう。Cメロの前半は、ノンダイアトニックコードがたくさん使われていますが、ルート音だけに着目すると、A→Eまで半音ずつ下がっており、スムーズに推移しています。この部分は、分子のコードよりも分母のルート音の方が、聞き手に与える印象としてははるかに重要です。したがって、1つの楽器のみで演奏する場合は、分母に書いてあるコードが、全部の音の中で一番低い音になるように演奏してください。分母さえ正しく演奏できれば、その上に乗っているコードは多少異なるものでも問題はありません。むしろ、ギターのソロ等で、分母を無視して分子のコードだけを演奏してしまうと、かなり違和感が出てしまうと思います(ベース等の楽器とセッションの場合は問題ありませんが)。

この部分以外では、2コーラスのみサビの直前の挿入されている1小節も、唐突にノンダイアトニックコードが2つ登場して、インパクトを感じる部分です。

本曲のキーはBメジャーで、楽譜では#が5つ必要な調です。CメロでA等のコードは使われているものの、全体を通して転調は行われていません。ヴォーカルの最高音は「ソ#」(ラスサビのOh~の部分)、最低音はそのオク下の「ファ#」で、音域は1オクターブ+2音。声域が狭い方でも無理なく歌うことができるのではないかと思います。

今後もたくさんの楽曲のコードを掲載していきたいと思いますので、当ページをよろしくお願いいたします。

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