UVERworld「一滴の影響」のコード進行解析


本記事では、UVERworldの楽曲「一滴の影響」のコード譜と、簡単な解説を書いていきます。コード譜は耳コピで行っておりますので、必ずしも正確である保証はありませんがご理解いただければ幸いです。

「一滴の影響」の概要

本曲は2017/2/1発売のUVERworldの30枚目のシングルで、アニメ「青の祓魔師 京都不浄王篇」のOP。

「一滴の影響」のコード進行

●サビ
|B♭M7|C|Am7|Dm|
|B♭M7|C|Dm|Dm|
|B♭M7|C|C C#dim|Dm|
|B♭M7|C|Dm C#dim|F/C Am/C|
|Gm7|C|Dm C/E|F|

●間奏1
|Gm7 C|C#dim Dm|
|B♭M7 C|Dm B♭m/E♭・・|

●Aメロ
|Dm7|Dm7|B♭M7|Am7|
|Dm7|Dm7|B♭M7|C|
|Dm7|Dm7|B♭M7|Am7|
|Dm7|Dm7|B♭M7|C C#dim|

●Bメロ
|(N.C.)×4|
|Gm7|Am7|B♭M7|C|

※サビ繰り返し

●間奏2
|Gm7 C|Dm B♭m/E♭・・|

アップテンポで低音がよく効いたロックナンバー。キーはDマイナーで、サビは「王道進行」による定番のコード進行です。

本曲で一番珍しいコードの響きを持つ箇所は、間奏の最後に3拍分だけ出てくるコードで、強い印象を持った方も多いのではないでしょうか?ここは耳コピも難しかったのですが、本サイトではB♭m/E♭と判定しました。これは、ミ♭の音が最低音で、上にシ♭レ♭ファの3音を載せる分数コードです。ローマ数字表記ではⅣm/Ⅶ♭となるこのコードは、ミ♭とレ♭の2音がDマイナースケール外の音で、非常に大きなインパクトを持つコードです(一般に、スケール外の音が多いコードほど、インパクトや違和感を持つことが多いです)。

別サイトでは、単にE♭と表記されているところもありましたが、E♭はノンダイアトニックながら割りとありふれたコードであり、そこまでのインパクトは生まれないかと思います。最低音はミ♭で間違いないとは思いますが、レ♭とファの音もかなり強く聞こえるので、上記のような判定になりました。もし、ギター等で、どうしてもこのコードを弾くことができない場合は、E♭7で代用するのがいいと思います。

近年の楽曲では、コードも、その組み合わせであるコード進行も、使い古されたパターンが多いのですが、ごくたまに本曲のようにあまり聴いたことがないコードが登場すると、(耳コピはとても大変ですが)解説しがいがありますね。

ヴォーカルのキーは、最高音が「ド」、最低音が「レ」、音域は1オクターブ-2音と、それほど広くはありませんが、常に高音域が続くため決して楽に歌いこなせる楽曲ではないでしょう。

今後もたくさんの楽曲のコードを掲載していきたいと思いますので、当ページをよろしくお願いいたします。

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